二つの会議

昨夜民放で田原総一郎腺征夷司会の討論会が、金融破たん問題でUFJアメリカに投資した是非を中心にされていた。

 ニホンの銀行にしてからが過去補助によって助かり、食い逃げ的に見返りをなしていないので、預金金利を上げて明るさを出す提案などあった。

 危険な銀行間投資によって、米の本格ノウハウを学ぶということはおかしく、

 大学久寿でも読んだほうが早いだろう。
 
 この番組は人が話しているうちに他の人が遮り、いつも聞き苦しいことがはなはだしいが、

 この原因は、田原委員長が、自己見識を述べることで会議に主導権をとろうとし、委員が相互に直接話せない。

 80年代アメリカ製造業が金融利益に転換したというのに対して、それは日本の製造業の圧力だと言うのは話の本筋を乱した自己顕示であろう。そこは、
細くしながらでも良いが先に行くべきだった。

 総じて個人的に難しく何を言ってるか理解できないのだが、まあ多少は、小泉政権規制緩和をのべつ幕なしにしてしまったこと、アメリカ追随の金融論にはまり込んだことが焦点になった。

 さて、麻生先生が国連演説で、2分後遮られ、それは同時翻訳が聞こえていないためで、

 これは日本の機械じゃないね

 と英語でコメントして笑いを取った。

 このような人物であることから難局を乗り切る信頼が湧いてくる一こまであったと重い、ピンチもチャンスである。