荒城の月 は照っているのか
上下するシャッターの雨戸の内側で、またしてもコウモリが羽音をさせている。
しばらく締め切っていたので、いなかったのだが、また半開きに持ち上げておいたところ住み着いたようだ。
やむなくシャッターを下ろした。閉りきらない下端の1.5cmの隙間から抜け出るのだろうか、これまで死体は
(267ファイルのウィルス検査があり問題は出なかった)
出たことがない。
田中新次は、涼しい夜風が半開きのシャッターの内側の天窓から来ていたが、その窓も閉めて待機した。
新聞の人生相談は、家族のゲーム依存症を伝え、ゲーム感覚でこれを矯正することを答えている。
よく読んでないので詳しい方法論を把握しない。
新次はカロリーがない水道の水を飲んで寝た成果、目が冴え、一文を記してから再びコウモリの近くに帰っていった。
*(韓国)**(日本)**(アメリカ)**(中国)*