土地争いと壁の建設
ナチスの迫害を超えて、戦後、パレスチナの地に帰ろうと言う、シオニズム運動は、
こんにちの、数次の中東戦争を経由して、ハマス対イスラエルの状況になっている。
賢いユダヤ人は、イスラエルの故地を踏もうとはしなかったかもしれない、
なぜなら、すでに、歴史的故地は、他山の石になっていたからだ。
しかし、世界のユダヤ人は、パレスチナにイスラエル建国を果たした。
そのときに、パレスチナは一つに融合することが出来なかったわけである。
一方トルコは、EUへの参加がうまく行かず、そのイスラム圏と西欧権のハザマで、
なお進むべき道を模索している。
うまく行かない民族対立は、宗教対立”に発展したと言う。
エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教発祥の地であり、聖地である。
それぞれに建築物も違うが、この象徴的聖地集合をシンボルとして、対立を乗り越えることが出来ないのであろうか。
(参考 NHK高校講座地理か歴史)