並々ならぬ推理力

 地球の内部はどうなっているか、

 それを見たものは無い。

 ジュールヴェルヌの「地底旅行」は

 途中で上がってきてしまい、

 ごまかしのペテン作品だった。

 地学で面白いと思ったことが一つ有る。

 地震のP−WaveとS−waveが

 各地に到達した時刻によって、

 震源から、伝達する経路の筋を読み、

 途中に何が在ったかを判定したのである。

 かくして、内部には、構造が有ると知れた。

 コア マントル 地殻 などが

  想定されたのだろう。

 一方、プレートテクトニクス

  が、地震の原理として提出され、

 誰が考えたか、

 その深部に プルームテクトニクス

 を仮説した。

  やはり、地震波のデータが役に立っているのだったろう。