城中八朔 なに
散歩に出てが雨が落ちたので傘を差した。
城内を行けば、花は散っているかと言うt歩、蕾もある。
5弁の花一つが落ちている。
或いは数花が付いた小枝の先ごと飛ばされてある。
細い貧相な若木の群で、地面に花びらが散り敷き、花が少なかった。
また、本丸の土手脇の古木でも多く散っていた。
天守閣の外壁の工事のようであった。足場が組まれて合った。
西出丸入り口の堀の端に低い枝が眼下に観察でき、
1枚の花弁を裏側(外側)から、V字型に支えている茎の端がある。
鳥の爪のような感じの赤い糸が薄紅色の花びらを押さえているのだが、5弁だと10本になるかと言うと5本である。
これは、花弁が重なることで、2枚の重なりを一本で支える。
合理的と言うか構造的に緊密になっている。
一つの花の中に、一本の中心柱:オシベと、取り巻く20本ぐらいの柱:雌蕊がある。
と憲次は思った。
西の空から明るいが、雨は本降りになっていた。
家に帰ると晴れてきたので、
今宵は月が出るのかなと思った。
夜桜を見るような照明が用意されていなかった。
不景気なのであろうか。と考えられた。
博物館の企画展も、年1っ回になっている。
季節ごとの4回行われていたのだが。
駐車場を有料にした事が、かえって大局的には衰弱しているのではないかと、市民が言った。
こんなものは城中散歩がひつようであり、
いつまでも荒城ではなく、復興しなければならない、
桜見物ではないのであると、憲次は考えたか表板のである。*(日本)**(韓国)**(中国)**(アメリカ)*